仁義なき価格戦争が行われてきた牛丼屋業界。しかし今、円安などの影響で原材料価格が高騰、値上げが不可避となっています。
しかし、単純に値上げしては、消費者に受け入れられません。そこで、登場しているのが、既存メニューにプラスアルファを加えた高価格帯メニュー。吉野家では2013年12月に新商品の牛すき鍋膳や牛チゲ鍋膳を投入していますし、牛丼業界以外でもマクドナルドが高価格帯に注力していたりしています。
そんな中、なか卯がメインメニューとして投入する新商品が牛すき丼(並、350円)。従来、メインメニューだった和風牛丼は、2月12日11時の牛すき丼デビューと同時に終了となります。
→選べるどんぶりにもう一品 なか卯の「牛すき丼」全店で販売開始(ゼンショーホルディングス)
近所のなか卯に行ったら、明日スタートのはずの牛すき丼がなぜかもうスタートしていたので、食べてみることにしました。
牛すき丼は和風牛丼よりも肉の量が増えており、エリンギや焼き豆腐、白ネギのトッピング。一般的な牛丼とそれほど変わらないのですが、エリンギの歯ごたえが気持ちいいのが特徴です。
おまけでもらったのが、サラダやみそ汁、卵の無料券。1度に1枚しか使えないとはいえ、結構な大盤振る舞い。
実質的な値上げが受け入れられるのかどうか。しばらくウォッチしてみます。