日々、何かの流行りが生まれているTwitter。今日、よくリツイートされていたのが次のツイートです。
生のフルーツや野菜等がたっぷり詰まった新感覚のアイスキャンディー「PALETAS 吉祥寺店」明日4/14(月)11時オープン http://t.co/VlVLUVa8r8 場所&写真→ http://t.co/RWCp4yJaHh pic.twitter.com/H4WI3ak4Jl
— Jimo吉祥寺 (@jimo_kichijoji) April 13, 2014
生のフルーツや野菜が入ったアイスキャンディー"フローズンフルーツバー”のお店が吉祥寺にできるとのこと。食べ物の話題だけに関心を持つ人は多かったようで、リツイート数は4000を超えています。
バナナを凍らせて食べたりするのは割とポピュラーなので、そんなに珍しくない商品かと思ったのですが、調べてみるとあまりほかに見かけません。
吉祥寺には電車で30分ほどかかるのですが、せっかくなので開店日の4月14日に訪れてみました。
PALETAS 吉祥寺店があるのは、JR吉祥寺駅から5分ほど歩いたところにある東急百貨店吉祥寺店のすぐそば。路地に入らないといけないので、ちょっと分かりにくいかもしれません。僕も迷って、東急百貨店の警備員さんに道を聞きました。
開店日とあって、開店祝いの花がいくつか飾ってありました。
アイスキャンディーはショーケースに入れられていて、注文が入ると取り出す形式。
全28種類で、どのアイスキャンディーも何かしらフルーツや野菜が入っている雰囲気。しかも、バニラやチョコといった、ありきたりなラインアップではありません。中にはクレープを意識したアイスキャンディーもあります。
僕が注文したのは、オレンジベース果汁でオレンジやピンクグレープフルーツ、レモンが入っているシトラスミックス。紙コップに入れて、お手ふきと一緒に渡されます。
オレンジのスライスが氷の中に閉じ込められているのはアートのようです。
店の外には、座って食べられるようにベンチがあります。8人ほどが座れるスペースがあり、僕がいた時は10~20代の女性が多くいました。「Twitterでたくさんリツイートされてたんだって」と会話していたので、彼女たちもネット経由で来たのでしょう。
座るスペースがなかったので、あたりをぶらぶらしながら10分ほどで完食。
凍らせるとフルーツの新鮮さがなくなってしまいがちなのですが、風味が残るように作っているのがすばらしかったです。
しかし、うーむと思ったのがお値段。なんとアイスキャンディー1本で480円。マクドナルドのバリューセット並みです。スターバックスも似たような値段なのですが、そちらは場所を提供するという意味もあるので、アイスキャンディーの高さが際立っています。
ただ、もともとPALETASは鎌倉で成功したお店。鎌倉で売れるのなら、より高所得層が多い東京でもうまくいくのではないでしょうか。アベノミクスでインフレ政策がとられている今、高単価高付加価値のこういった商品が今後のキーとなるのかもしれません。