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「ウルトラストリートファイターIV」稼動初日の様子を秋葉原HEYに見に行った

 家庭用ゲーム機の高性能化や通信回線の高速化によるオンライン対戦の普及で、厳しい状況に置かれているゲームセンター。

 ゲームメーカーも最近はスマホにばかり注力しているように感じますが、そんな斜陽ぎみのゲームセンターが久々に盛り上がりそうなタイトルが稼動開始しました。それはカプコンが誇る格闘ゲーム「ウルトラストリートファイターIV」。

 ストリートファイターといえば、アーケードゲームの中でも1、2を争う人気タイトル。その新作が登場する時はどのような雰囲気になっているか気になっていたので、見に行ってきました。

 18時ごろに秋葉原HEYに行くと、3階のウルトラストリートファイターIVコーナーには人だかり。スーツ姿のサラリーマンが多くいて、ストリートファイターシリーズの息の長さを感じました。

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 第一作のストリートファイターが登場したのは1987年。そして、格闘ゲームブームを起こしたストリートファイターIIが登場したのが1991年。当時、10代だった少年も30代の半ばに差し掛かっているわけです。このゲームをきっかけに、ゲーム業界で働くようになった人も多いでしょうね。

 有名なプレイヤーがいないかと、ゲーム画面をのぞいたのですが、稼動したばかりとあって名前欄はみんな「NO NAME」。生放送などで見たことのある顔もいませんでした。Twitterなどをみると、伝説のプレイヤーであるウメハラさんは、新宿南口のタイトーステーションにいたようです。

 ただ、こういう群雄割拠の状況は、プレイヤーにとっては面白いですよね。ある程度以上の腕の人なら費やした時間分だけ上に行けるわけですから。まあ、そのうちガチ勢がひたひたと迫ってくるわけですが。

 そして、もうひとつ。非常に注目されるアーケードゲームが来週投入されます。

 それはガンホーとスクウェアエニックスが手を組んで開発した「パズドラ バトルトーナメント」。スマホでは圧倒的な人気のパズドラですが、アーケードでは初登場。

 歴史ある「ウルトラストリートファイターIV」とは対照的ですが、先日行われたデモテストの盛況ぶりからも成功はほぼ間違いのないところ。「ウルトラストリートファイターIV」と違って、初めてゲームセンターに来るような小中学生も多くいるのではないでしょうか。

 

 ここ数年、漸減しているゲームセンターの売り上げが、増加に転じることはあるのか。その鍵はこの2作品が握っているはずです。

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