レジのメニュー表撤廃以来、売り上げ不振、社長交代と、さまざまなケチがついているマクドナルド。空振りのキャンペーンも多くなっている印象があります。
しかし、4月1日から無料トッピング増量サービスを始めるなど、消費増税で環境が厳しくなる中、なんとか流れを変えようという努力もしているようです。
→【画像あり】マクドナルドの無料トッピング増量サービスについてお客様サービス室に聞いてみた
そんなマクドナルドが5月7日に投入した期間限定の新メニューが「とんかつマックバーガー」。ハンバーガーの代わりに、とんかつをはさんでしまおうという安易な画期的な発想のハンバーガーです。どんな味になるのか、さっそく食べてきました。
向かったのはいつものマクドナルド秋葉原昭和通り店。店頭にはデカデカとポスターが貼ってあり、「柔らかジューシーなロースカツに、すりおろし野菜のとんかつソースが新しい」というキャッチコピーが書かれています。
レジ上の看板やメニュー表にも、目立つ位置にとんかつマックバーガーの写真が。
こういう期間限定商品の場合でも、期間限定商品のみが載っているメニュー表を別に作るのではなく、既存のメニュー表全部を作り変えているのがマクドナルドのすごいところ。そういえば、レジにメニュー表を普通に置くようになっているんですね。
入り口のパンフレットでも告知しています。
とんかつマックバーガーの単品を注文して、3分ほど待つと料理が届きました。トレイのシートでも大きく宣伝していますね。
シートに「うらをめくるとおもしろいことがあるよ!」と書いていたので、裏返すと点つなぎゲームでした。ちょっとがっかり。
さっそく袋を開封。パンズが通常のハンバーガーと違っていて、ぶつぶつが入っていますが、これはブランバンズを使っているから。ブランとは小麦粉を作る時に残る小麦の外皮のことで、小麦粉より糖質が少ないそうです。
上のパンズを外すと、中にはとんかつのほかに千切りキャベツ。ソースは玉ねぎとニンジン、トマト、りんごをブレンドしているとのこと。
食べてみると全体的にサクサクしています。ブレンバンズは通常のパンズよりサクサクしているのですが、恐らくとんかつのサクサク感に合わせているのでしょう。
とんかつのサイズは、大きくもなく小さくもなくといったところ。ころも部分も合わせて、厚さが均一になっているところに量産感があります。
価格は単品で399円と気合いで400円以下におさえていますが、それでもまだ若干の割高感があります。また、僕のほかに頼んでいる人を見かけませんでした。
そろそろ4月の月次セールスレポートが発表されるのですが、5月もどうなるか気になるところです。株価は上がってきてるんですけどね。