"食べ放題”といえば焼肉やスイーツなどが定番。そんな中、ちょっと珍しい食べ放題を提供しているのが東京・六本木にあるドイツ料理店のインビスハライコ。ここでは毎月、1週間ほどドイツソーセージ食べ放題を開催しているのです。
ソーセージの種類はそんなにないので普通は成り立たない食べ放題なのですが、豊富なラインアップを抱えるドイツ料理店だからこそできる食べ放題とのこと。3月は14日(月)から20日(日)までやっているので、早速行ってみることに。
インビスハライコは溜池山王駅と六本木駅の中間あたり、首都高3号線沿いにあります。僕は自転車で行ったのですが、駅から歩こうとするとちょっと遠いかもしれません。
14時まではランチタイムで、ドイツソーセージ食べ放題はその後からになります。人気の食べ放題のようで、行列の作り方を示した張り紙が張ってありました。
ただ、当日は平日とあって、14時すぎに店内に入ると、6人ほどの男子大学生がいただけ。カウンター席とテーブル席があったので、カウンター席の方に座ります。
まずは店員のお姉さんから食べ放題の説明。バイキングによくあるセルフサービスではなく、オーダーシートにテーブル番号と希望のソーセージの本数を書いて、カウンターまで持っていくという流れ。オーダーが入り次第、奥の鉄板で調理するのでアツアツのソーセージを食べられるという仕組みです。
料金は前払いで男性が2200円、女性が1900円とちょっと高めです。
制限時間は90分で、食べかけでも残すと1本分の定価が上乗せされます。しっかり念押しされたので、マナーの悪いお客さんも少なくないのでしょう。
食べ放題のラインアップは12種類のソーセージに加えて、サラミと生ハム。とりあえずひたすら頼んでいくことにします。
ソーセージを待つ間、ドイツパンとザワークラフトが運ばれてきます。こちらは食べ放題ではないので追加は有料。右上のマスタードはソーセージにつけて食べる用のものですが、お願いすればケチャップももらえます。
ドリンクは別料金ですが、ミネラルウォーターはセルフサービスで飲めます。僕はお酒が飲めないので頼みませんでしたが、ほかのお客さんはドイツビールを一緒に飲んでいました。
ソーセージはオーダーから3分ほどで運ばれてきます。こちらはウインナーソーセージ(下、280円)とグローベブラートソーセージ(上、420円)。
リーズンカリーヴォースト(480円)。
チューリンガーソーセージ(上、320円)、ピザソーセージ(中、420円)、ミュンヘナーソーセージ(下、320円)。
ホットドックヴルシェン(上、250円)とシンケンクラカワ(下、280円)。
2本組みのニュールンベルガーソーセージ(320円)。
一応、変り種の生ハムとサラミも注文。
肉によって食感は違うのですが、正直、ソーセージの種類よりは、かけるソースの違いによる味の差の方が大きいように感じました。
写真で見ると、「これくらい楽勝で食べられるでしょ」という感じですが、3本くらい食べたくらいでも結構おなかがいっぱいになります。制限時間は90分ですが、半分の45分でも十分でしょう。ちなみに、食べたソーセージの合計金額は3090円なので、もとはとった計算です。
「まだまだ食べたい!」という人は家で調理できるソーセージを販売しているので、それを利用すればいいでしょう。
なお別の週にはドイツビール飲み放題も開催しているので、ビール好きの人は訪れてみてはいかがでしょうか。