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スズキオンライン

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【動画あり】3分で89匹、金魚すくい日本一チームからコツを学んだ@第22回全国金魚すくい選手権大会(奈良県大和郡山市)

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 金魚養殖のシェア1位であることから、奈良県大和郡山市が開催している全国金魚すくい選手権大会。前のエントリでは近鉄電車・郡山駅前の金魚すくいの聖地「こちくや」を訪れたのですが、今回は大会本番です。

 →金魚すくいガチ勢の聖地「こちくや」でコツを学んできた@奈良・大和郡山

 郡山駅近くには金魚すくい選手権に関連したメッセージが。

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 きんぎょ整骨院なる、金魚に乗っかりすぎた施設名も。

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 金魚すくい選手権が行われるのは、郡山駅からバスに15分ほど乗ったところにある市営体育施設。バスからは途中、金魚をかたどったオブジェが見えました。

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 会場の体育館は金魚スクエアと名付けられています。

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 前日の奈良県予選と合わせて2万人が訪れるイベントなので、会場外にはさまざまな屋台が出店。定番のかき氷やたこ焼きのほか、金魚パンや金魚クッキー、きんとっと焼きなど、金魚にちなんだ商品も目立っています。

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 「献血で金魚をすくおう」なる無理のあるキャンペーンも。

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 会場に入ると、バレーボールを3面プレイできるほどのスペースで金魚すくいをしています。参加者や観覧者には老若男女問わずあらゆる層がいて、地域に根付いたイベントであることがうかがえます。

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 大会マスコットキャラクターのきんとっとくん。イタズラすると、持っているポイで殴られそう。ちなみに出目金のデメッキーなるキャラクターもいます。

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 会場内でも、金魚グッズを販売しています。

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▼金魚すくいの3つのコツ

 肝心の金魚すくい大会ですが、個人戦・一般の部、個人戦・小中学生の部、団体戦(3人1組)に分かれていて、いずれも3分間に何匹すくえるかを競います。

 全国大会の参加者は1932人で、中には外国人の出場者も。ちなみに英語で金魚すくいは「Goldfish scooping」になるとか。

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 ステージは予選、準決勝、決勝とあがっていき、予選通過ラインは個人戦・一般の部が4~8匹、個人戦・小中学生の部が3~4匹、団体戦が14~21匹、準決勝通過ラインは個人戦・一般の部が14~15匹、個人戦・小中学生の部が10~11匹、団体戦が31~36匹。特に練習していなくても予選は抜けられそうですが、準決勝以上は厳しそう。

 決勝の優勝記録は個人戦・一般の部が36匹、個人戦・小中学生の部が43匹、団体戦が89匹。6秒に1匹以上すくわなければいけない計算です。

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 1日ずっと金魚すくいを見続けた結果、大きく分けて3つのコツがあることが分かりました。1つめは水中でポイに負担がかからないよう動かすコツ、2つめは金魚をすくいやすいところに誘導するコツ、3つめは金魚をポイに乗せてからすくいあげるコツ。

 1つめについては前日、こちくやで学んだ通り。指の力を抜いて手首の力ですくうようにすると、ポイに水圧がかかったとき、緩む指で水圧を柳のように受け流せて、ポイが破れにくくなるようです。

 →金魚すくいガチ勢の聖地「こちくや」でコツを学んできた@奈良・大和郡山

 2つめについては、大会ならではのやり方がみられました。

 金魚は暗い場所に集まる習性があるので、水槽の上に体を乗り出して水面に影を作り、金魚をすくいやすい場所に誘導するのです。ちなみに公平性を重んじるため、競技開始前に水槽の上に体を乗り出しすぎると注意されます。

 また、競技が始まってから、あえて1分ほど待ってから、すくう人たちも。競技直前に水槽のエアーポンプを切るのですが、時間が経つと金魚が空気を補給するために浮かんできて、すくいやすくなるのです。また複数人で1つの水槽を使うため、他の競技者のポイが破れて、自分が広く水槽を使えるようになってからプレイできるという利点もあります。中には、1つの水槽にいる全員が1分以上動かなかったことも。

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 3つめについては、金魚を水中でポイに乗せたまま、たらいの近くまで移動させてから、水上にあげていました。これによって、ポイの負担が軽減されるようです。

 また、うまい人だと数匹一度にすくうのは簡単なのですが、それだとポイの負担が大きくなるので、1匹ずつすくうようにしていました。

 次の動画は団体戦で優勝した波乗りジョニーチームの決勝戦のプレイなのですが、これらのことを実践していることが分かります。上位入賞の常連とあって、多くのテレビカメラやスマホで撮影されていた中、冷静にプレイできていたのもすばらしいです。

 全国金魚すくい選手権大会は毎年開催されているので、金魚すくいの腕に覚えのある人は来年、参加してみてはいかがでしょうか。