10月1日、ヨドバシアキバの1階にスクウェア・エニックス カフェをオープンしたスクエニ。それに続いて10月5日、池袋にもシアターカフェ「STORIA(ストーリア)」をオープンすることになりました。
かつてゲームのブランドを生かして出版へと進出したように、飲食にもブランドを生かして進出しようとしているようにみえます。
「STORIA」ができるのは、9月10日にオープンしたばかりのタイトーステーション池袋西口店の6階。
入居する第一西池ビルの壁面スクリーンもは、STORIAでのゲームプレイが流されるとか。JR池袋駅すぐそばで一般層も多いはずなので、流すゲームの選択が難しそうです。血が出るFPSや萌えゲーだと問題がありそうなので、メインは格ゲーなどでしょうか。
開店時間の11時になると、案内ポスターの「OPEN予定」のシールがはがされます。
早速、エレベーターで6階に向かいます。
スクエニカフェでは行列ができていて、Web予約も満席だったのですが、こちらは静かな立ち上がり。開店直後にいたお客さんは、僕を含めて2人だけでした。
内装はモニターが設置されているほかは普通のカフェという雰囲気。夜はイベントがあるのですが、昼はゲームの映像が流れるだけとのこと。今日はガンスリンガーストラトス3が流れていました。
席数は約40席で、窓はありません。MMOのキャラのような髪型のスタッフさんが多かったのですが、意識して採用しているのかが気になるところです。
入り口にはKlabの真田哲弥社長、テレビ東京の高橋雄一社長、安田大サーカスのクロちゃんから祝花。Klabはスクフェスアーケード版、テレビ東京はアニメ、クロちゃんはDQMSL生放送での付き合いからでしょうか。
ちなみにオープン日の10月5日夜にはDQMSL生放送が予定されています。
前日に行われたオープニングイベントに参加したクリエイターのサインもあります。
ドラクエ10の齊藤陽介プロデューサー、FF14の吉田直樹プロデューサーのほか、ストVの杉山晃一プロデューサーなど、スクエニ以外のクリエイターのサインも。ここで取り上げるのはスクエニのゲームだけではないという宣言なのでしょう。松田社長はクリエイターなの・・かな・・・?
メニューはイタリアン中心で、値段は一般的なお店と同じ印象。ただし、夜は400円のお通し代がつきます。
298円から注文できるスペシャルメニューは、この手の店としては異常に安いような気がします。
開店直後でご飯がまだ炊けていないということで、ハンバーガーを注文。ジンジャエールとポテトもついて500円(税込540円)はかなりお得ではないでしょうか。近くに住んでいたり、働いていたりしたら、通ってしまいそうです。
ゲームがコンセプトのカフェなので、店内にはファミコンからメガドライブ、PCエンジンまで飾っています。
スーパーファミコンやWiiのソフトも。VRなど最新のハードやソフトは置いていないようです。
会計の時にもらえるメンバーカードを使うと、会計が10%OFFになります。採算をとれるのかが心配ですが、多分ランチは赤字でディナーで何とかするモデルなのでしょう。もしくはここで行うイベントの効果も合わせてペイすると考えているのかも。
新宿LOFTや東京カルチャーカルチャーみたいなイベントハウスを予想していたのですが、それらより飲食の要素が強いように思えました。お手軽に飲食できるので、近くに行った時には寄ってみるといいのでは。