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　4月26日10時から行われるGENDAの株主総会。エンタメ業界でのM&Aを成長戦略の柱に置いていて、現在の事業の中心はGIGOに代表されるゲームセンターです。

直近経営資料	2024年1月期決算短信、決算説明会資料、説明会書き起こし、2024年1月期3Q有価証券報告書、有価証券届出書
株主総会資料	定時株主総会招集通知
前回	今回が上場後初総会

　業績は増収減益。来期は増収増益見込み。

-	売上	営業利益	純利益	PER	PBR	時価総額
GENDA・22年1月期	381億円	-億円	27億円
GENDA・23年1月期	460億円	42億円	34億円
GENDA・24年1月期	556億円	53億円	41億円	25.5倍	5.66倍	1105億円
GENDA・25年1月期予想	1000億円	70億円	43億円
ラウンドワン・24年3月期予想	1575億円	228億円	140億円	13.4倍	2.98倍	2002億円
イオンファンタジー・24年2月期	817億円	35億円	13億円	27.6倍	5.33倍	442億円
第一興商・24年3月期予想	1445億円	180億円	127億円	15.4倍	1.85倍	1991億円

※株価は株主総会の前営業日終値を使用。PERは予想、PBRは実績

　ただし、GENDAはM&Aを積極的に行っていることから、のれん償却費が入ってくると営業利益や当期純利益が見た目上は落ちてしまうので、EBITDA（税引前利益に支払利息、減価償却費を加えて算出される利益）やのれん償却前当期純利益を重要指標としているそうです。

　EBITDAを強調する宣言は、大型M&Aを繰り返していた時代のソフトバンクの孫正義社長の言葉を思い起こさせます。なお、GENDAの本社は東京汐留ビルディングで、かつてソフトバンクグループが本社を構えていたビル。もしかしたら意識しているんじゃないかなと思ったりしました。

　GENDAのグループ会社は、GIGOを代表とするゲームセンターがメインですが、多岐にわたります。M&Aにおいてはシナジーというより、バリエーションを重視して選んでいるそうです。

　コロナ下でもリスクを取って投資してきたことが注目されます

-	2022年1月期	2023年1月期	2024年1月期
営業CF	－億円	＋64億円	＋76億円
投資CF	－億円	－55億円	－103億円
財務CF	－億円	－11億円	＋79億円
-	2021年12月末	2022年12月末	2023年12月末
現預金	－億円	70億円	123億円
有利子負債	－億円	112億円	193億円
ネットキャッシュ	－億円	－41億円	－70億円

（1）定款一部変更→事業目的、バーチャルオンリー株主総会の項目の追加

（2）取締役7名選任

　創業者の片岡尚会長（51歳）こそ50代ですが、申真衣社長（39歳）や渡邊太樹CFO（34歳）、羽原康平CSO（29歳）ら、非常に若いエリート集団から経営陣が構成されています。