先日決定した2020年東京オリンピック。日本にとっては喜ばしいことですが、IOCではオリンピック関連のスローガンなどを知的財産として管理しているため、公式スポンサー以外が便乗セールを行うことは認められないということです。
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そんな中、堂々とオリンピックという言葉をPOPで打ち出しているスーパーを発見しました。「おめでとう東京」といったルール逃れ狙いの微妙表現でもなく、「オリンピックならではの超目玉!」という直球表現。なかなかの度胸と言えるでしょう。
種を明かすと、セールを行っているのはスーパーの「Olympic」。確かにそれなら問題ないように思いますが、そもそもスーパー名にOlympicと名付けるのが便乗商法な気がしないでもなかったりします。
Olympicグループは東証一部に上場しているのですが、東京オリンピック決定の次営業日になぜか急騰。ある意味での便乗メリットを受けたのですが、その後は下がる一方。2020年に向けてどのように推移していくか、絶対に見逃せない戦い(?)が始まっているようです。