深夜アニメからの劇場化としては最速で興行収入が10億円を突破した『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』。話題を集めるためにさまざまな試みを行っているのですが、そのうちの1つが渋谷ロフトや梅田ロフトとのコラボ。“マミの部屋”と名付けられたグッズスペースが店内に登場するのです。
11月9日から27日まで行われるということで、早速行ってきました。
マミの部屋があるのは、渋谷ロフト5階のバラエティ雑貨売り場。“部屋”と銘打っているからには、特別な場所を設けているかと想像していたのですが、そこまでの扱いではないようで、コーナーにグッズを集めて、映画のPVを流しているという感じ。
意外だったのは、少なからずの女性が見に来ていたこと。渋谷という土地柄、女性が多いこともあるでしょうが、まどかマギカは秋葉原のオタク文化に支えられていると思っていたので驚きでした。新房昭之監督や劇団イヌカレーによる映像表現がスタイリッシュなので、そのあたりも支持を集めているのかもしれません。
棚に並べられたグッズは多岐にわたっていて、フィギュアからZIPPO、叡山電鉄の特別乗車券、ガチャガチャまで。
また、オリジナル商品としてiPhoneケースなども注文できます。鹿目まどか、暁美ほむら、巴マミの3人のデザインが中心で、美樹さやかと佐倉杏子は影が薄くなっているようですが……。
来場者が一番注目していたのは、シャツやバッグなどの衣料品。マミさんの「I'M NOT AFRAID OF ANYTHING ANYMORE(もう何も怖くない)」バッグや、ほむほむの「I CAN'T DEPEND ON ANYONE ANYMORE(もう誰にも頼らない)」バッグなどは、海外旅行でかついでいくとウケがとれるかもしれません。
キュゥべえやシャルロットのバッグやストラップも、かわいらしさから手をとる人が多数。ただ、どのグッズも筆者がいた時間帯にレジに持っていく人が見当たらなかったので、売り上げが気になるところです。
ちなみにまどかマギカコーナーの隣では、『あまちゃん』グッズが節操なく売っています。LINEグッズもあったりして、さすが流行に敏感なロフトといったところでしょうか。近くのゆるキャラコーナーではふなっしーのDVDが流されていて、時折、奇声が聞こえてくるので、なかなかカオスな空間になっていたりもします。
いろんな意味でアウトな案件。
映画の半券を持っていくと特典商品がもらえるので、 映画のついでに寄ってみてはいかがでしょうか。