そろそろ人気もピークだと言われながらも、進撃が止まらない「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」。そんなパズドラのイベント「パズドラファン感謝祭2014」が5月25日に開催されたので行ってきました。
パズドラファン感謝祭2014はガンホーフェスティバル2014の一貫として行われていて、開催場所は東京ビッグサイト。去年のパズドラファン感謝祭2013は東京ドームシティで行われたので、ちょっと格は上がっています。
ただし、東京ビッグサイトの西1・2ホールのみと、コミケのように全館貸切にするようなことはありませんでした。
隣で私立小中高教員採用説明会&選考会が行われているのが味わい深かったです。もしかするとイベントをはしごしていた人もいたかもしれません。
西ホールは遠いためか、正面入り口からではなく、裏に入り口のゲートが設けられていました。
会場入口では手荷物検査を実施。「めんどいなあ」と思ったのですが、帰ってからAKB48のメンバーへの傷害事件のニュースを見ると、これくらいして当然なんだなと思ったり。
→AKB握手会 メンバーら3人切りつけられけが 岩手(NHKニュース)
手荷物検査が終わると、いろんなものが入ったビニール袋が渡されます。
中にはクリアファイルが3つに折りたたみ式うちわ、そしてパンフレット類。グループ会社のソフトバンクモバイルから、AQUOS PHONEのパンフレットを押し付けられているような雰囲気があったのが気の毒でした。
ただ、パンフレットを押し付けるだけあって、会場の外にはソフトバンクモバイルの基地局車がありました。ちなみにドコモやauの基地局車は見当たりませんでした。
飲食コーナーには、イベントでおなじみのキッチンカーがずらり。ただ、どこもパズドラならではのメニューって用意していないんですよね。いろんなイベントを回っている身からすると、新鮮味がなくて残念だったりします。
そんな中、唯一、会場限定のメニューを用意していたのがピザーラ。パズドラプロデューサーである山本大介さんの出身地、富山県高岡市にちなんだピザを提供していたのです。
キッチンカーもパズドラのペインティングで気合十分。ガンホー側としても、ここまでしてくれるとうれしいでしょう。
1ピース500円と高めなのですが、せっかくなので購入。ホタルイカやシロエビ、貝柱といった海の幸がふんだんに使われたピザで新鮮な味でした。
外ばかりぶらついているわけにもいかないので、会場へ。
西1ホールがパズドラで、西2ホールがパズドラ以外という区分け。西2ホールも半分ほどはラグナロクオンラインが占めています。今のガンホーの売り上げとしては9割くらいがパズドラになっているのですが、従来作のファンへのサービスや将来への投資の意味合いがあるのでしょう。
ホールに入る前のアトリウムにも、パズドラの展示があります。
中央のインフォメーション前にはグレイスヴァルキリーのフィギュア。
そしてモンスター人気ランキングの展示。1位はサクヤでした。
新モンスターのイラストや、イラストレーターのサイン色紙もありました。
定番の来場者プレゼントコーナーも。
隅の方には祝い花。SCEがやたらとでかい祝い花を出していたのですが、ガンホーはプレステ関連にはラグナロク オデッセイくらいしか供給していません。それでもこの大きさということは、もしかすると今後パズドラ関係でも何かやるということなのかもしれません。
とりあえずパズドラ関連が集まる西1ホールへ向かいます。
入口が面白い仕掛けになっていて、地面にパズドラのプレイ動画が流れます。コンボを決めると、別部屋のモンスターがダメージを受けたりと芸が細かいです。
アーケードコーナーでは、グルーヴコースターや太鼓の達人でパズドラの曲を遊べたり、パズドラのうまい棒が景品のクレーンゲームをプレイできたりします。
もちろん稼動したばかりの「パズドラ バトルトーナメント」もあります。1回交代ですがフリープレイと太っ腹です。
隣には3DSの「パズドラZ」も。
今回のイベントで発売日が発表された「パズドラW」の先行試遊コーナーもありました。
パズドラWは通常のパズドラの5×6の盤面と違って6×6の盤面で、1回クリックするだけで消えるような玉も増えていました。残念ながらゲームの画面撮影が禁止だったので、写真は看板だけです。
先行販売していたガシャポンは、僕が行ったころには売り切れてました。
ステージではパズドラジャパンカップが進行中。
アトリウムにあったようなフィギュアや着ぐるみもたくさん置いてありました。
スタッフの服もパズドラ風。
トイレの表示も地味に凝っています。女子トイレも同様の表示があったのですが、盗撮と思われたら困るので撮っていません。
西1ホールはこのくらいにして、パズドラ以外のタイトルが集まる西2ホールへ。
入口そばにあったのは「サモンズボード」。パズドラの次の大型コンテンツということでガンホーも力を入れているのでしょうが、ここでの人気はあまりありませんでした。
「ケリ姫スイーツ」は大型画面でのプレイができるほか、ぬいぐるみを蹴って的に当てるストラックアウトなるアトラクションも。子どもが多かったです。
こちらはディバインゲート。登場キャラクターの相関図が貼られていました。
ECOは来場者の年齢層が高かったのが印象的。PCオンラインゲームだと、どうしてもそうなりますよね。
こちらのエリアの目玉であるラグナロクオンラインは、ギルド戦がステージで行われていました。パズドラのステージと同じくらいの人がいたので、熱狂的なファンはまだ多いんだなと感じました。
ラグナロクオンラインはほかにも、ワールド別メッセージコーナーやポリン玉入れ、コスプレ服の展示などもありました。
一通り回ってみて思ったのは、ガンホーはエンタメに対して本気であろうとしていること。東京ゲームショウによくあるような、ゲームとキレイなお姉ちゃんさえいればいいんじゃね的な雰囲気はまったくありませんでした。やたらでかいフィギュアとかに投資するのは、いいお金の使い方ですよ。
来場者層の違いもありますが、このあたりにも企業側の思想が現れているように思いました。昔はガンホーといえばひどい運営の象徴だったのですが、時を経ていろいろと変わっているのかもしれません。