戦後に登場し、またたく間に普及した回転寿司。Wikipediaによると回転寿司チェーンは2000店近くにまで達しているということ。
そんな回転寿司店の中に、一風変わったサービスを提供をしている店があります。それはうず潮 秋葉原店の回転“朝食”。通常、寿司を乗せているレーンに、朝食のおかずを乗せているのです。いつも通っている秋葉原にあるので、早速行ってみました。
うず潮 秋葉原店があるのは、JR秋葉原駅電気街口を出て、すぐのところ。
“回転朝食”というのぼりを店頭に堂々とかかげています。
看板によると、回転朝食ではまずメインの334円のごはんセット(ごはん+味噌汁+のり)を注文し、その後、レーンを流れる54円と108円のおかずをとるシステム。
平日7~10時、休日8~10時のみのサービスなので、昼と夜だけ秋葉原をうろついている僕は今まで知りませんでした。
怪しみつつ入ると、レーンの上を納豆やサケの切り身が流れるシュールな光景が目に入りました。7時の開店直後に入ったので、お客さんは僕のほかに1人だけ。
54円の白い皿には、ひじきの煮物からしらす干し、豆腐、ほうれんそうのおひたし、納豆。
108円の黒い皿には、ハムエッグから焼き魚まであります。おかずのバリエーションは全部で10種類ほど。
とりあえず焼き魚をとってみました。切り身だけでなく、大根おろしも付け加えられています。ごはんセットのごはんは大盛り、普通盛り、少なめから選べるのですが、大盛りを選びました。
いろいろ食べてみましたが、正直、味はおいしいとは言えません。レーンにずっと乗っているので、パックに入っている納豆ならまだしも、焼き魚だと冷めてしまうので。冷たい方がおいしい料理も、常温になってしまいます。
お客さんも常連っぽい人はおらず、“回転朝食”という言葉のものめずらしさにひかれて入ってきたと思われる人がほとんど。朝早いといっても牛丼チェーンなどの選択肢は残っていますからね。
駅前の超好立地なのですが、ごはん処あだちと同じく、1回行けば十分な秋葉原の名所というところでしょうか。
▼うず潮 秋葉原店 回転寿司
東京都 千代田区 外神田 1-17-6 JR秋葉原駅 電気街口改札外 JR高架下
http://www.jefb.co.jp/uzushio/(公式サイト)
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131001/13109947/(食べログ)
(追記)
ちなみに夜に行ったら、のぼりが回転寿司に変わっていました。
回っているのも普通の寿司(お値段はやや高め)。