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月1~2回しか食べられない!? たん清の幻のタンシチューを食べてきた@東京・秋葉原

 秋葉原といえば電気街で有名ですが、人が集まる街だけあって、グルメスポットもさまざまあります。中でも名物とされているものの1つがたん清のタンシチュー。

 たん清は夕方から炭火焼肉屋の営業を行っているのですが、月に1~2回、木曜日にランチ営業を行い、タンシチューを提供しているのです。ランチがある日にはTwitterで告知していて、その日には行列ができるとか。

 いつか行きたいと思いつつも、都合が合わず、行けずにいたのですが、多少余裕がある今日、ランチ営業のツイートが流れてきたので訪れてみることにしました。

 今日は全国的に雨模様、しかも寒いとあって、並ぶには不向きな天候。しかし、「これは逆に行列が減っていいのでは!」と浮かれて現地へ向かいます。以前、香川のタウン誌で「台風来たから山越(讃岐うどんの名店)に行くことにした」というネタが投稿されていたことを思い出します。

 ランチ営業は11時30分ですが、自宅を早めに出て11時前に店の前に到着。しかし、そこにはすでに傘をさして待つ人たちの長い列が。ランチごときに気合い入りすぎじゃないですかね。

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 ちょうど店員さんが、番号の書いた伝票をお客さんに渡していました。整理券代わりに使っているようで、僕の番号は28番。開店の30分以上前に来て、これですからね。

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 雨が降って、凍えそうになりつつ待って、11時30分になると列が進み始めました。

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 たん清があるのはビルの地下1階。幅の狭い階段を下りていきます。

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 セルフサービスのおしぼりをとって、席に進みます。中がこじんまりとしていたのですぐに入れるか微妙かと思っていたのですが、何とか最初のグループに潜り込めました。伝票の番号を見比べると、最初に入れるのは35番あたりまでのよう。遅くとも11時には並んでいないと厳しそうです。

 入店時にライスのサイズを聞かれたので、「普通」と注文しておきます。

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 タンシチューが運ばれてくるのも伝票の番号順。入店してからも少し待って、11時45分ごろに料理が運ばれてきました。すでに取り分けているものを持ってくるというわけではなく、届くのはアツアツの状態。

 タンシチューに加えて、ご飯、サラダ、漬け物、お茶がセットで1000円(税込)。とにかく噂通りにタンシチューがデカくてビックリ。1リットルくらいはありそう。ご飯は普通盛りなのですが、大盛りにしなくて良かったと胸をなでおろします。

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 シチューは単に量が多いだけでなく、中に入ったタンの大きさも尋常ではありません。まるでステーキをそのままシチューに放り込んだかのよう。

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 タンは大きい上に熱いので、ひと口では食べきれません。どうやって食べるんだろうと周りの常連っぽい人たちの様子を見ると、どうやらタンはいったんご飯の上に乗せて、はしでちぎって食べるのがポピュラーなようです。僕も早速真似することに。

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 タンシチューはスパイシーな味付けが特徴。タンはやわらかく煮込まれて食べやすくなっています。アツアツでボリュームもあるので、冬場ということもあり、とてもおいしく感じられました。ちょっと量が多いので、小食の人はご飯を少なめにしないとつらいでしょう。

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 完食して、12時過ぎに店を出ると、すでに受付終了の看板が。ランチの時間はこれからのはずなのですが、さすが人気店といったところでしょうか。

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