維新の党代表・松野頼久氏への個人献金・団体献金リストを作ってみた＠政治資金収支報告書

　政治資金規正法で、総務省か都道府県選挙管理委員会に毎年提出することが義務付けられている政治資金収支報告書。報告書では、日本の政治団体の収入、支出及び保有する資産などについて記載することが求められています。

　政治資金収支報告書には、さまざまな項目があるのですが、中でも注目されるのが政治献金。どのような個人や団体から献金を受けているかで、その政治家の政治背景がある程度、推測できるからです。

　そこで、さまざまな政治家への個人献金や団体献金について、リストを作ってみました。なお、政治資金収支報告書は公表から3年で掲載停止となるので、2011年以降の内容のみです。また、掲載停止以降も読めるように、政治資金収支報告書のリンク先は魚拓にしています。

　個人献金を行った人については職業が記載されているのですが、“会社役員”“弁護士”のように具体名ではありません。なので、分かりやすくなるように、検索で所属を調べて、追記してみました。慎重にチェックしたつもりですが、同姓同名の誤りはあるかもしれません。また、敬称は略しています。

　→閣僚・党首への政治献金リスト記事一覧はこちら

　第4回は、江田憲司氏の後を継いで、維新の党代表に就任した松野頼久氏。2012年9月に民主党から日本維新の会に移ったため、責任者となっている党支部も変更になっています。

　党の顔としては個人献金、団体献金ともに少なめな印象ですが、目立っているのは松野頼久ふれあい後援会に個人献金の上限額150万円を献金している5人。

　福田稠さんは団体献金でも登場する愛育会福田病院の院長で、福田邦子さんは稠さんの配偶者でしょうか。残る3人の新堀曜子さん、後藤仰子さん、甲斐重紀さんも福田病院の関係者。民主党時代から一貫して支援していることからは、個人的なつながりの深さを感じます。民主党を離れてから、JRの政治資金パーティがなくなったこととは対照的です。

　あと松野さんはグーグルで検索した時に公式サイトがトップに来ないので、その辺をちゃんとした方がいいと思います！

▼2013年分

政治システム研究会

個人献金

田上弘文（医師）　1万2000円

緒方忠浩（会社社長）　3万円

弓場裕秀（会社社長）　12万円

三浦克彦（会社社長）　12万円

田代敦子（会社員）　1万2000円

橋本美保子（会社員）　2万4000円

本田みつ子（会社員）　12万円

入江昭子（会社員）　1万2000円