2005年9月15日にオープンしたヨドバシAkiba。JR秋葉原駅東側の様相を大きく変え、2005年3月オープンの秋葉原ダイビルや2006年1月オープンの秋葉原UDXと合わせて、秋葉原再開発の象徴的な存在となりました。
最近増えてはいますが、かつては食の不毛の地だった秋葉原。8階に広いレストランフロアを抱えるヨドバシAkibaは、電気店というだけでなく、飲食場所としても多く利用されてきました。
そんなヨドバシAkibaのレストランフロアですが、オープンから10年経ったことで、テナント契約の期間終了にともない、閉店する店舗がいくつか出ることに。そこで最終営業日である8月16日の22時過ぎに訪れ、最後の様子をカメラに収めることにしました。
閉店するのは8階店舗では「そばと酒肴処 わらびや」「東京洋食屋 神田グリル」「鶴橋風月」「日本海庄や」「焼肉の牛太 本陣」「こだわりの和風と無国籍料理 ザ・海峡」「ナポリの下町食堂」「鎌倉パスタ」「ちゃぶ屋 とんこつらぁ麺CHABUTON」、1階店舗では「つきじ喜代村 すしざんまい」の合わせて10店舗。
レストランフロアの店舗紹介パネルの中から、閉店する店舗に赤丸をつけると半分近くが8月16日で営業終了となることが分かります。
営業終了する店舗の場所は、北側エリアに偏っています。南側エリアのすしざんまいで食事したついでに話を聞いたところ、すしざんまいも9月で営業終了するようなことを言っていたので、もしかするとフロア全体が入れ替わる形になるのかもしれません。
ちなみに青丸のCOMING SOONの貼り紙のところにあったのは光麺で、こちらは8月2日にすでに閉店しています。
それでは順に閉店する店舗を見ていきましょう。
まずは「そばと酒肴処 わらびや」。
「東京洋食屋 神田グリル」。早めに営業を終了していたので店頭サンプルは撤去済み。料理人の方が近くの店舗にあいさつに行っていました。
「鶴橋風月」。
「日本海庄や」。
「焼肉の牛太 本陣」。価格帯がやや高めなので、営業終了する店舗の中で唯一、僕が利用したことのないところです。
「こだわりの和風と無国籍料理 ザ・海峡」。
「ナポリの下町食堂」。
「鎌倉パスタ」。
「ちゃぶ屋 とんこつらぁ麺CHABUTON」。
閉店時間の23時が近づくと、営業終了するテナントでは打ち上げのようなことをしていたり、ビル管理会社のイオンディライトの作業着を着た人たちが出入りしていたり……。最後の日とあって特別な雰囲気になっていました。
動画も撮ってみました。
そして同じく営業終了する1階の「つきじ喜代村 すしざんまい」。
中では責任者らしき人への花束贈呈や、締めのあいさつが行われていました。
いろんなものがなくなっては新しいものが生まれ、発展してきた秋葉原ですが、馴染みの場所がなくなってしまうのはやっぱり寂しいものです。
ちなみに10月からはフードコートがオープンするようです。
→ヨドバシアキバ、10月上旬にフードコートがオープン! 「ライブフードマーケット 秋葉原ヨドバシ店(仮称)」(アキバ総研)
→2015/8/16 ヨドバシAkibaのレストラン街が多数閉店→10月に新しいフードコートができるらしい(Togetterまとめ)
※追記
8月17日には北側エリアへの通路が封鎖されていました。
北側の7階から8階へのエスカレーターも封鎖。