スズキオンライン

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さよなら『エミル・クロニクル・オンライン』、サービス終了時の様子とECO制作関係者のツイートをまとめた

 2017年8月31日23時59分をもってサービス終了したMMO『エミル・クロニクル・オンライン(ECO)』。

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 僕も最期の時まで生放送していたのですが、各サーバーで数百人が中心の街アップタウンに集まり、全体チャットで「ありがとう」など感謝の声がひっきりなしに流れていました。

 最初はルピナスサーバーにいたものの、何回かサーバー落ちがあって入れなくなったので、結局ジニアサーバーで最期を迎えることに。

 ECOは5月15日に3カ月後のサービス終了を宣言してから、さまざまなアップデートを行ってきました。

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 イベントを楽しめるようにレベルマックスにしてもらえるといったことは他のMMO終了時でもあることなのですが、終了と同時に公式サイトでエンディングムービーを公開する粋な試みを見たのは初めて。しかも、名シーンやイベントの一幕が入っていたり、流れ星をよく見るとECOに関わる単語が並んでいたりと、凝っているんですよね。

 「終了するゲームだからコストをかけるのはビジネス的に無駄」と冷淡に終わるMMOも多い中、運営側のECOに対する愛を感じました。

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 はっきりと終わりを演出するためか、サービス終了と同時に公式サイトのコンテンツやTwitter、YouTube、ニコニコなどのSNSアカウントが削除されてしまったのですが、実は裏技を使えば、一部は見られたりします。

 →エミル・クロニクル・オンライン《公式サイト》(インターネットアーカイブ)

 公式Twitter最後のツイートがこちら。アカウントを削除したため、もう確認できないのですが、つぶやいてから6分後、僕の生放送で0時5分に紹介した時点で408リツイートと、大きな反響を集めています。

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 2005年8月1日にクローズドβテスト(4gamerのプレイレポート)が始まってから12年と少し。制作に関わった人も膨大な数になるのですが、終了に際しての制作関係者のツイートをまとめておきます。こういうものは時間が経つと、確認しづらくなるんですよね。

▼原田ひとみ(声優、『ECO放送局』パーソナリティ)

▼中島由貴(エコ坊・アルマ担当声優、『エコニュー』レギュラー)

▼竹内幸輔(声優、『ECO☆スタジオ』パーソナリティ)

▼大空直美(声優、ローレライ・ロア役

▼蟹江俊介(声優)

▼櫻川めぐ(声優、『えこなまっ』パーソナリティ)

▼アルマジロン(公式イラストレーター)

▼椎名悠人(公式イラストレーター)

▼ぐーじん(公式イラストレーター)

▼加曾利りあら(公式イラストレーター)

▼雀葵蘭(公式イラストレーター)

▼大熊まい(イラストレーター)

▼ノブヨシ侍(イラストレーター)

▼CHiCO(ユニットACEとしてBGM制作)

▼TOMOri(ユニットACEとしてBGM制作)

▼神永大輔(尺八での楽曲演奏)

▼市野ルギア(楽曲担当)

▼『エミル・クロニクル・オンライン』最後の姿

 僕はサービス終了アナウンスに際してのデモを伝えたことからECOに関わることになったのですが、他MMOと比べてアバターやハウジングなど生活要素が整っているため、「ハートフルオンラインRPG」と自称している通り、ユーザー同士のつながりが非常に強い印象がありました。

 最後のアップデートがあった8月17日から毎日ECOを訪れ、YouTube Liveでいろんな試みをしていたのですが(再生リスト)、ユーザーイベント主催者や飛空庭所有者へのインタビューなど、思い出深いこともさせてもらいました。

 終了前、ECOの記録を残そうと、各地の様子を伝える動画をツイートしていたので、ここにも置いておきます。

 サービス終了から2カ月経った11月3日、『エミル・クロニクル・オンライン』の同人イベント「ECOケット2」が浅草で開催されました。

 そこには運営関係者も訪れ、アフターイベントではトークイベントも行いました。