かつては百貨店最上階の定番だった屋上遊園地。しかし近年、娯楽の多様化や百貨店の経営不振から、屋上遊園地の閉園が相次いでいます。
→観覧車が有名な蒲田・東急プラザの屋上遊園地の閉園に立ち会ってきた
→ドン・キホーテ溝ノ口駅前店にある屋上遊園地の閉園に立ち会ってきた@神奈川県川崎市
もはや絶滅危惧種ともなっている屋上遊園地ですが、丸広百貨店川越店に大規模な屋上遊園地が残ってると聞き、訪れてみることに。ツイートしながら回っていたので、追加の画像も加えてまとめておきます。
川越・丸広百貨店の屋上遊園地にやって来た。普通の乗り物だけでなく、観覧車からエアプレーン、モノレールまであって感動した。イベントスペースもかなり広い。あちこちの屋上遊園地が縮小・閉園する中、施設の充実度では日本一なんじゃないかな pic.twitter.com/DavE9kY0V3
— すずき@屋上遊園地 (@michsuzu) 2018年1月10日
現在、観覧車のある屋上遊園地はここと、東急プラザ蒲田の「かまたえん」のみ(たぶん)。かまたえんにはエアプレーンやモノレールなどはないので、施設面では間違いなく日本一と言えるでしょう。
川越・丸広百貨店の屋上遊園地。ちょっと感動したので、全体を動画で撮ってみた。このご時世、いつなくなって見られなくなるか分からないし。それにしても屋上遊園地の出口に動物や魚のペットコーナーがあるのは全国共通だな pic.twitter.com/XjW8Nne0W7
— すずき@屋上遊園地 (@michsuzu) 2018年1月10日
写真撮りながらでもOKとのことなので、屋上遊園地のモノレール「わんぱくビート」に乗ってみた@川越・丸広百貨店。1周300円。屋上遊園地は7階にあるので絶景だったけど、風で揺れてちょっと怖かったw pic.twitter.com/vRU0SKDXJ9
— すずき@屋上遊園地 (@michsuzu) 2018年1月10日
わんぱくビートはテントウムシを意識したデザイン。2人乗りで、座席の前に、押すと音が流れるボタンがあります。
こっちも撮影しながらOKとのことなので、「わんぱくエアプレーン」に乗ってみた@川越・丸広百貨店。1周300円で運行時間はモノレールと1時間交代。手元のレバーで上下に動く仕組み pic.twitter.com/tm90AGZmQx
— すずき@屋上遊園地 (@michsuzu) 2018年1月10日
こちらがモノレールやエアプレーンのチケット売り場。運行時間を制限せざるをえないのは、最小限の人員でやっていくための苦肉の策でしょう。
とてもシンプルなチケット。
ほかにも遊具がたくさん。
屋上遊園地はゲームコーナーも併設していて、クレーンゲームや懐かしのゲームも並んでいます。屋上遊園地の文化に深くかかわってきたバンダイナムコのゲームが目立っていました。
人が減りつつある屋上遊園地は、適当な運営になりがちなんだけど、川越・丸広百貨店の場合はPOPやクレーンゲームの品揃えとかも凝ってて、地面を謎の人形が走り回る遊び心もあったりする pic.twitter.com/98jyn1IzEo
— すずき@屋上遊園地 (@michsuzu) 2018年1月10日
これほどまでの施設が残っている屋上遊園地はほかにないですし、これから増えることもないと思われるので、ぜひ近くに行く機会などあれば、寄ってみてはいかがでしょうか。