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「法律にのっとって対応するのが公務員のあるべき姿」――霞が関OPENゼミで財務省本省の主計官に公文書書き換えについて聞いてみた

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 森友学園への国有地売却に関する公文書書き換えが問題となっている財務省。「宇宙人が攻めてきて公文書を情報源に人類を滅亡させようとしてる」場合は公文書を書き換え…というか廃棄してもいいんじゃないかと個人的には思いますが、基本的には説明責任などの面から許されざることです。

 いろいろごたごたがある中、採用シーズンに入ったということから、霞が関では「霞が関OPENゼミ」という省庁の仕事に関心がある人向けの広報イベントが3月13・14日の2日間行われており、財務省も参加しています。

 一見、就活生向けのイベントのように見えるのですが、概要に「所属大学・学年等に関わらず」「採用・選考活動とは一切関係ありません」とあって、誰でも参加して良さそうなので僕も参加することに(実は採用に関係するらしい)。今すぐはないですが、将来、財務省で働く可能性もありますし。

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 その内容をツイートしていたので、ここでまとめておきます

 財務省本省説明会の会場は財務省4階の講義室。他者に厳しい予算を要求する立場から、財務省の建物は結構ボロいままです。部屋の壁には歴代財務・大蔵大臣の写真を掲示。参加者は50人ほどで、女性も目立っていました。

 司会のあいさつの後、主計局の文部科学担当主計官が、予算策定の流れについて1時間ほど説明(国家予算97兆円のうち5兆円ほどを担当)。

 最後に30分間ほどの質疑応答がありました。

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 モラルでなく、仕組みで公文書の書き換えを防ぐようにしないと、同じことは繰り返されると思うんですよね。一番大事なのは、財務省に公文書管理を徹底しようとする意志があるかどうかでもあるのですが。開示請求を回避するため、公文書でなく私的メモで、できるだけ情報を記録している人もいるそうですし。

 自分以外のことについては「思います」と言葉を濁しつつも、自分については「ない」と断言したのには「おっ」と感じました。

 通報のシステムについて言いよどんでいたのは、あったとしても使われていないし、一般的な方法ではないんだなという印象。

 財務省にとってはウザい質問なのですが、個人的にはこういう場所でも聞くことが財務省のためにもなると思っていて、これによって書き換えを強要された時、「採用の場でも突っ込まれるので」と断るひとつの動機になるはずなんですよね。

 財務省の担当者は非常に優秀なので、こうした場末のブログやTwitterもチェックしているでしょうから、うまく活用していただければと思います。