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KADOKAWAは日本最大の出版社になっているのかもしれない

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 10月1日、アスキー・メディアワークス、エンターブレイン、角川学芸出版、角川書店、角川プロダクション、角川マガジンズ、中経出版、富士見書房、メディアファクトリーの9社が合併して誕生した「株式会社KADOKAWA」。ただ、もともと角川グループホールディングスとしてまとまっていたので、実質的には大きな変更はないようです。

 新生KADOKAWAがどのくらいの規模なのか10月25日に発表された決算短信を見ると、2014年3月期の第2四半期までの売上は722億300万円。出版業界の売り上げは水物ですが、もしこのペースが続けば通年売上は1444億600万円となる計算です。

 2012年に米国の出版業界情報誌「パブリッシャーズ・ウィークリー」が発表した世界の出版社ランキングを見ると、日本の出版社では集英社が1464億円で14位、講談社が1368億円で15位、小学館が1254億円で18位、角川書店が1000億円で24位。

 今回の合併で、新生KADOKAWAは単一の出版社として、集英社と並ぶことになります。もっとも集英社と小学館は同じ一ツ橋グループなので、グループとして見るとKADOKAWAははるかに及ばないのですが。

 ライトノベル市場を押さえるなど、オタク向けの商売という印象があるKADOKAWA。ただ、かつてサブカルチャーだった分野を、メインカルチャーに押し上げてきた功績は大きいですね。

 KADOKAWAは決算短信で売上貢献作品を公開しているのですが、ボカロ小説の「カゲロウデイズ」のようなサブカルチャーの意欲作も含まれています

 出版不況といわれる中、この10年で売り上げが倍になったKADOKAWA(合併によるものが大きいですが)。もしかすると、世界一の出版社であるピアソン(売上9000億円)を抜く日も遠くはないのかもしれません。

KADOKAWA売上貢献作品

(単行本)

「シャボンだまのきせき」チョコザイ/こう(角川書店)

「ルイージマンション2 カンペキガイドブック」(エンターブレイン)

「会うたびに「あれっ、また可愛くなった?」と言わせる」神崎恵(中経出版)

「大泉エッセイ ~僕が綴った16年」大泉洋(メディアファクトリー)

 

(文庫)

「県庁おもてなし課」有川浩、「マリアビートル」伊坂幸太郎(角川書店)

 

(ライトノベル)

「ソードアート・オンライン」川原礫

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」伏見つかさ(アスキー・メディアワークス)

「カゲロウデイズ」じん(自然の敵P)(エンターブレイン)

 

(コミックス)

「デッドマン・ワンダーランド」片岡人生/近藤一馬(角川書店)

「とある科学の超電磁砲」鎌池和馬/冬川基/はいむらきよたか(アスキー・メディアワークス)

「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリ、「坂本ですが?」佐野菜見(エンターブレイン)

「となりの関くん」森繁拓真(メディアファクトリー)

 

(劇場映画)

「ライジング・ドラゴン」(角川書店)

「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」(角川書店)

「貞子3D2」(角川書店)

 

(DVD、Blu-ray)

「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2」(角川書店)

「デート・ア・ライブ」(角川書店)

「ライジング・ドラゴン」(角川書店)

「鍵泥棒のメソッド」(メディアファクトリー)

「STEINS;GATE Blu-rayBOX」 (メディアファクトリー)

 

(ゲーム)

PSP「境界線上のホライゾンPORTABLE」(アスキー・メディアワークス)

PSVita「フォトカノKiss」(エンターブレイン)

PS3、Xbox360「KILLER IS DEAD」(角川ゲームス)