電気街として名高い秋葉原の外れに、怪しい自販機コーナーがあることをご存じでしょうか。その自販機コーナーがあるのはJR秋葉原駅から南に徒歩5分ほど行ったところ、有名な肉の万世ビルの裏側です。
遠目には年季の入った自販機コーナーにしか見えません。しかし、近付くとその狂気の一端を垣間見ることができます。
売っている商品が異色なのです。
緑茶やコーヒーといった普通の飲み物のほか、赤まむしドリンク、柿の種、ヒマラヤ塩のような食品はまだ分からないでもないのですが、なぜか歯磨き粉、電車やクワガタの模型、充電池まで売っているのです。
さらに驚くのが、自販機に貼られたビニールテープや看板に書かれた文章。
「馬肉を喰って、人生を駆け抜けよう」とあるのはちょっとしたユーモアのつもりかとも思ったのですが、「張り紙、いたずらやアートくずれの書き込みをするものは、指20本切り落とす」などという文章からは狂気さえも伝わってきます。
近くにいた外国人観光客らしき2人組が「It's cool」とつぶやいていましたが、香港の裏街みたいな雰囲気を感じていたのでしょうか。
ちなみにこのすぐ近くには、先日のエントリで紹介したスク水洗車実行委員会があるので、怪しいものに興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。
本拠地?が見つかったので行った続編はこちら