秋葉原のおしゃれなランチバイキングといえば、かつてはボンサルーテ・カフェのランチバイキングでした。秋葉原ワシントンホテルの3階でJR秋葉原駅前の喧騒を眺めながら、優雅に昼ごはんを食べていたものです。
しかし、ボンサルーテ・カフェのランチバイキングは1000円だったのですが、インフレ圧力などの影響もあって、2014年初頭から1300円に値上がり。気軽に行ける値段とは言えなくなってしまったのです。
→秋葉原ワシントンホテルにあるボンサルーテ・カフェのランチバイキングに行ってきた
長年通っていた場所だけに残念に思っていたのですが、そんなある日、ボンサルーテ・カフェに代わるランチバイキングの穴場を発見しました。
それは秋葉原ワシントンホテルの向かいにあるタパスブランコ アキバトリム店。お値段は1000円、しかも11時~11時半に入ると800円になるランチバイキングを提供しているのです。
800円のランチバイキングといえば都内でも希少な存在。そこで、どんな内容なのか、チェックしに行ってきました。
タパスブランコがあるのは、JR秋葉原駅中央改札口を出たところにあるアキバトリムの5階。3階には無印良品、4階にはユニクロと、秋葉原らしからぬファッションのテナントが入っているビルです。
タパスブランコの外観はこんな感じ。開放的な雰囲気で、窓からは駅前の様子を眺められます。
さっそく入店して、ランチバイキングのラインアップをチェック。
まずは主食の魚介のサフランピラフとミックスサフランピラフ、シーフードパエリア。バイキングの場合、具が少ないこともよくある話なのですが、いろいろと入っています。
そして、パスタやから揚げ、ゼッポリーネ、フォカッチャなど。写真ではちょっと量が少なくなっているものもありますが、すぐに補充していました。
女性が気になるのがサラダですが、種類は少なめなものの、トマトやコーン、きゅうり、ブロッコリーなど主要な食材は入っています。ピクルスや蒸し鶏などもあるのはうれしいですね。
汁物はシチューの一品のみ。みそ汁がないバイキングは珍しいですが、コンセプトがスパニッシュイタリアンということなので仕方ないところでしょうか。
デザートにはゼリーのほか、フレンチトーストがあるのが新鮮でした。
僕は使いませんでしたが、200円追加すればドリンクバーを利用できます。ウーロン茶からアイスコーヒー、ピーチジュース、ホットコーヒーまで一通りそろっているので、値段相応でしょう。
もろもろプレートによそってきたのがこちら。どれもきちんと調理されていて、特にウリであるだろうパスタやパエリアはおいしかったです。
客層はサラリーマンの1人客とグループの女性客が中心。秋葉原らしからぬ雰囲気で、青山あたりに来たかのようでした。
料理の種類がそこまで多くないので、1回訪れるだけで全種類制覇できそうなのですが、何度も行くのでなければちょうどいいお店なのではないでしょうか。コストパフォーマンス的にも非常にいいので、少なくとも僕にとってはもう一度行ってみたい店となりました。
▼タパスブランコ アキバトリム店 バル・バール、スペイン料理、バイキング
東京都千代田区神田佐久間町1-6-5 アキバトリム 5F
http://akiba-tolim.com/shop_guide/tapas/(公式サイト)
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131001/13132665/(食べログ)