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オバマ大統領と安倍首相が銀座のすきやばし次郎に行く様子を見に行った

 バラク・オバマ大統領が4月23日に来日したその晩、安倍晋三首相と会食したのが銀座のすきやばし次郎です。

 すきやばし次郎は小野二郎さんが大将を務める寿司の名店として知られるお店。「二郎は鮨の夢を見る」というドキュメンタリー映画ともなりました。会食の場として選ばれたのも、オバマ大統領が映画を見ていたことがきっかけだそうです。

 →「人生で最高」オバマ絶賛の寿司職人、小野二郎氏 生き様が米国で映画化されていた(ニュースフィア)

 アメリカ大統領が普通の場所で会食するというのは、なかなかない機会ということで、僕も銀座まで野次馬に行くことにしました。

 会食は19時から始まるという報道があったので、僕も18時50分ごろに現地に。すると、すきやばし次郎がある銀座四丁目付近には同じような野次馬が多数。国賓とあって、警備も見たことがないレベルの厳重さでした。

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 僕が陣取ったのは、銀座西三丁目の交差点から1つ中に入ったあたり。野次馬は近所で働いている人や有閑マダムっぽい人がほとんど。隣にいた妙齢の女性は、オバマ大統領が羽田空港に着いたというNHKニュースをワンセグで見ていました。テレビ局の取材を受ける人たちも。

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 どんどん増えていく野次馬に業を煮やした警備陣のリーダーが「これからどなたがいらっしゃるかはちょっと言えませんが、恐らくみなさんの期待されるようなことはありません。天皇陛下のように手を振ってくださるということはないですし、そもそも姿が見えません!」とスピーカーで絶叫して、野次馬を追い返そうと努めます。

 しかし、それでも一向に減る様子を見せない野次馬。お祭りのようなものなので、野次馬にとっては姿を見られるか見られないかはどうでもいいんですよね。

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 警備しているのは警視庁の警官だけではなく、SPの人たちも。初めて知ったのですがSPの人って胸にバッジを付けていてそれと分かるようにしているんですよね。もっと分からないようにしているかと思っていたので意外でした。

 警察官とSPを比べると、警察官の人よりSPの人の方が怖い印象。普段から人を接する機会の多さがその差に影響しているような気もしました。SPの人も笑顔になっていた時は、親しみやすそうな感じだったんですけど。

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 ひたすら待って、21時ごろに安部首相とオバマ大統領のクルマが到着。現場が沸き立ちます。とはいえ、下ろした後のクルマではあったのですが。

 2人が着いた後も通行規制がとける気配がなく、すきやばし次郎に近づけそうになかったので、この日はここで撤退。翌4月24日にもう一度行くことに。

 24日の数寄屋橋交差点は、昨日の喧騒が嘘だったかのように平穏。すきやばし次郎がある塚本総業ビルにもすんなり入れました。

 塚本総業ビルの地下1階にはすきやばし次郎のほかにも、焼き鳥屋やウナギ屋があります。いずれもすきやばし次郎に勝るとも劣らない高級店。

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 さっそく地下1階に降りて、すきやばし次郎に向かったのですが、係員の人が立っていて店の前までいけません。係員の人いわく、「見学の方が多すぎて営業できないので」とのこと。予約客は普通に入れるみたいなので、どうしても見たければ予約してからということでしょうね。まあ、すきやばし次郎の場合は予約が数カ月先まで埋まっているらしいので、いつ予約がとれるかは謎ですが……。

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