定食屋の大盛りメニューのように、ハンバーガー業界でもマクドナルドのメガマックや、ロッテリアの絶品タワーチーズバーガーといった商品が発売されてきました。
一方、それを横目に大盛り戦争に参戦しないでいたのがモスバーガー。匠味バーガーのような高級路線の商品はあったものの、サイズが大きいだけという商品はなかったのです。
しかし、そんなモスバーガーが、3月13日に開店する東京タワー店のみの限定商品として“モス史上最高の高さ”をキャッチフレーズとした「東京タワーバーガー」を発売すると発表したのです。
→モス史上最高の高さのハンバーガー『東京タワーバーガー』 『東京タワーチーズバーガー』~「モスバーガー東京タワー店」限定販売~(モスバーガー)
パティやベーコンなどが14層も重なっているという東京タワーバーガー。どんなものなのか早速行って、食べてみることにしました。
限定販売の商品とあって大々的にアピールしているかと思いきや、東京タワーに着くと、同日に始まったワンピースとのコラボイベント「東京ワンピースタワー」一色。そこらじゅうをワンピースグッズを持った人が歩いていました。
そんな様子を見つつ、2階のモスバーガーへ。開店初日とあってたくさんのスタッフがカウンターの中にいるだけでなく、スーツを着た社員さんが周辺で呼び込みをしていました。
カウンターの横では東京タワーバーガーと東京タワーチーズバーガーの看板がどーん。
メニュー表では、通常メニューの上に紹介があります。
東京タワーバーガーを注文すると、小さなガジェットを渡されます。商品ができあがると、赤く光って知らせてくれる仕組み。僕がよく訪れる秋葉原店ではない仕組みなので、これから広がっていくのかもしれません。
そして数分待って、できあがった東京タワーバーガーがこちら。タワーなので、背の高いバーガーが出てくるかと思いきや、容器に入った形で出てきました。
ちょっと分かりにくいので、動画で撮ったものがこちら。高さがある分、崩れやすいので、苦渋の決断として容器に入れたのでしょう。
せっかくなので、立てて撮ってみることに。しかし、こうして見ると、見本写真より、随分高さが劣るような気がしないでもありません。
それでも結構な高さはあるので、どうやって食べるのかと思い、社員さんに聞いてみると、「上と下から押し付けて、ガブッっといくんですよ」とのこと。やってみると、それなりの暑さまで圧縮できたのですが、男性でないとかぶりつくのは難しいかも。
肝心の味の方は、ソースがモスバーガーのミートソースと違い、ホットチリソースになっているのですが、食感は同じ。モスバーガーなので、味は及第点です。
ただ、800円という値段に関しては、同価格帯で定食が食べられることを考えると、やや高い印象。600~650円なら妥当かなと思いましたが、東京タワーというブランド込みでの商品ということであれば、ちょうどいいのかもしれません。
食べ終えて東京タワーをぶらぶらした後、せっかくなので東京タワーチーズバーガーの方も注文。こちらはさっきと違い、高さがそれなりにあり、作りも丁寧です。
東京タワーバーガーの方は忙しいランチタイムに頼んだので、丁寧に作るのが難しかったのかもしれません。これから行く人はランチタイムを外して頼んだ方がいいかもしれないですね。