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ECOのサービス終了を惜しむデモを見て、オンラインゲームの歴史を記録しないといけないと思った

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 5月15日、8月末をもってのサービス終了をアナウンスした『エミル・クロニクル・オンライン』(ECO)。2005年の運営開始から12年、1年経たずに終了するオンラインゲームも多い中、大往生と言えるでしょう。

 →ゲームサービス終了のお知らせ(エミル・クロニクル・オンライン《公式サイト》)

 アナウンスがあった1日、ECO界隈をTwitterでつぶやきながら追いかけていたので、ここでまとめておきます。

 4gamerのアンケートを見ると、2008年調査でのECOプレイヤーの平均年齢は26.2歳だったのに対して、2011年調査では27.5歳と高齢化。若い人はスマホメインになっていることを考えると、現在は30歳を超えているでしょう。

 デモというとちょっと言い過ぎかもしれないですが、サービス終了に対するやり場のない思いを発散させる集まりは16時ごろから始まり、夜にかけてどんどん大きくなっていきました。

 ジニア鯖は全4サーバーの中でも最後発で、アクティブ人口も最低。ピークタイムでも中央の街に10人ほどしかいなかったりするのですが、そこにこれだけの人数が集まっていることに驚いた人は多かったです。

 僕は直接確認していないですが、ジニア鯖以外でもデモは起こっていたようです。

 もちろん、それ以上にみんなでこの時間を共有しようという集まりの方が大きかったですが。

 オンラインゲームは、現実とは別のもう一つの居場所。年齢も性別も、地位も名誉も関係のないフラットな場。いつでも入れるし、いつでも抜けられます。

 小さな時はいろんな階層と付き合っていたのが、大人になるに同じような階層とばかり付き合うようになり、息苦しさを感じるようにもなっていたのが、オンラインゲームではそれがまたごちゃまぜになるような開放感があります。

 とはいえ、いまや時代はスマホ、PCを持たない若者も増えています。PCオンラインゲームの時代も長くはないでしょう。だからこそ、その最後の姿の記録を残しておかないといけないという気持ちを強く持ちました。

 どうしてもこういう分野だと、過剰に貶めるか、過剰に美化するかの二択になってしまいがちです。そうなると本当の姿が見えなくなってしまうので、淡々と事実を動画メインで記録に残せればと思っています。文章だとどうしても主観が強くなってしまうので。最後の3日間はNHKの『ドキュメント72時間』のようなことをやってみたいですね。

 同時にECO存続の声もあがってはいるのですが、個人的にはその方向にはいかない方がいいのではないかと思います。

 次の動画は2016年9月30日、そごう柏店の閉店セレモニーを映したもの。最後の日とあって、多くの人が集まったのはECOのデモの様子と重なります。でも、やっぱりそれはこの日だけで、普段は閑散としていたんですよね。

 時代の流れに逆らってまで無理に生き長らえさせるよりは、みんなが幸せな気持ちで旅立てるようなエンディングを作っていくことこそがECOを愛する人たちにとって大切なんじゃないでしょうか。

 そういえば今日、5月25日の大型アップデートで「またね」のエモーションが実装されたのが粋だなと思ったりしました。

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