大人になるにつれて、敬遠するようになったのが定食などの大盛り。若いころはコストパフォーマンスを考えて、どんな時でも大盛りを頼んでいたのに、年をとるにつれて、量の圧力に耐えられなくなってきます。
とはいいつつも、メニューに「大盛り無料」などと書いてあると、ついつい頼んでしまうのは意地のようなものなのでしょうか。大盛りをウリにしている店なら、なおさら。売られたケンカは買ってしまう性分なのです。
今回行ったのは、秋葉原で大盛りの丼をウリにしている昭和食堂。以前は中央通り沿いにあったのですが、2011年ごろにJR秋葉原駅前へと引っ越してきました。
昭和食堂では看板メニューのスタミナ丼を並盛500円で提供しているのですが、さらに量を増やした大盛を550円、メガ盛を820円、ギガ盛を1300円で提供しているのです。単位にメガやらギガやらを使っているのが、電気街っぽいところ。
そんな店側からの挑戦(?)を受けて、ギガ盛の食券を購入することに。
1階は席が埋まっていたので2階へ。通路脇には、昭和の映画のポスターなどがたくさん貼られています。南こうせつさんの「神田川」が流れていたりして、昭和食堂という店名の通り、昭和を思い出させてくれます。
食券を渡すと、数分後にギガ盛が登場。茶碗ではなくたらいのような容器に入っています。週刊アスキーの記事によると、ライスが1100グラム、肉が400グラムで、合わせて1500グラムとか。
食べてみると、同じ豚丼でも牛丼チェーン系より良い肉を使っているようで、にんにくの風味もきいていました。
同じ味だと飽きてしまいそうですが、いろいろと調味料が用意されています。あっさり食べたい人はレモン汁と胡椒、こってり食べたい人は特製タレがオススメとか。
2階に人があまり来なかったのをいいことに、1時間くらいかけて完食。しばらく肉は食べたくない感じです。
入り口にギガ盛を完食した人たちの写真が飾ってあったのですが、僕は声をかけられず。もう写真がいっぱいになって展示が無理になっているからなのかもしれませんが、ぜひ飾ってほしいという人は完食した後に店員さんにお願いしてみてはいかがでしょうか。
▼昭和食堂 秋葉原駅前店 定食・食堂、丼もの(その他)、居酒屋
東京都千代田区外神田1-15-11 秋葉原西川ビル1F