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大盛りが人気、「ごはん処あだち」であだちランチセットを食べてきた@東京・秋葉原

 かつては怪しい店が並んでいた秋葉原も、ヨドバシカメラやヤマダ電機といった量販店の進出である意味で統制の取れた街になりつつあります。珍しかったメイドカフェもすっかり見慣れた風景に。飲食店も吉野家やゴーゴーカレー、博多風龍など、ほかの街と代わり映えしません。

 そんな中、古き良き(?)怪しい雰囲気を保ち続けている定食屋がごはん処あだち。やりすぎなほどの大盛り料理でメディアによく取り上げられているのです。

 ごはん処あだちは中央通りからすこし西に入ったところ、こちらも知名度の高い九州じゃんがら秋葉原本店の隣にあります。

f:id:michsuzuki:20140313140801j:plain 外の張り紙や看板を見ても怪しさ満点。ご飯の盛り方がどうみてもおかしい。そもそも茶碗ではなく、桶に入れている時点で意味が分かりません。

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  値段はチェーン店に比べるとやや高めですが、ボリュームを考えるとちょうどいいところでしょうか。目玉のあだちランチセットが980円と定食の価格帯より高くなっているのは若干不可解ですが、せっかく昼に来たので頼んでみました。食べログを見ると、以前は880円だったようですが、値上げしたようです。

 注文後に、店主のおじさんがご飯の量について説明。この店では普通盛りが3500グラム、大盛りが7000グラムとありえない量で、普通の人はそれより少ない十軽以下を頼むとのこと。「雑誌やテレビで見たかもしれないけど、それ以上!」と、うれしそうに話すので、このおじさんはこれが生きがいでやってるんだろうなあと感じたりしました。

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  10分ほど経って、料理が運ばれてきます。画像だと分かりにくいですが、高さがあるので、かなりの量。

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 正直、味は5点満点で1~2点、火が通っていない具材もいくつかありました。テンプラにかける塩も欲しかったりしたのですが、ここは味を目当てにくるようなところではないと判断して遠慮しておきました。

 ちなみに7000グラムの大盛りを食べきったのは、店の50年の歴史の中でも相撲取りの人だけだそう。3500グラムの普通盛りを完食する大食漢は最近まで来ていたそうなのですが、入院してしまったとのこと(店主は大盛りとの関係を否定)。

 20分ほどかけて、僕も何とか完食。ご飯と合わないおかずばかりだったので、山盛りのご飯をみそ汁で流し込むのが大変でした。

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  味は微妙なのですが、妙に元気な店主と接していると、こっちも元気をもらえるような気にもなれました。そういう意味では良い店なのでしょう。友達が東京に来た時などに、ネタとして連れて行きたい店の1つになりました。Googleで検索すると、第二検索ワードで「ごはん処あだち まずい」と出たりするのですが。あと「ごはん処あだち ゴキブリ」って何だ(笑)。f:id:michsuzuki:20140314000925p:plain

▼ごはん処あだち 定食・食堂、居酒屋

東京都千代田区外神田3-11-6

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13024210/(食べログ)