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ゆるふわ日常+キャンプ、きらら得意パターンの『ゆるキャン△』が新作トップに――2018年1月期アニメ第1話人気ランキング

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 2018年1月期(冬アニメ)の第1話がニコニコ生放送で出揃いました。

 いつものように番組の最後に行われる視聴者アンケートで「とても良かった」の割合でランキングを作っていたのですが、最終結果は次のようになりました。1話をニコニコ動画で無料配信しているものはリンクをつけています。

 →2018年1月期アニメ(冬アニメ)、ニコ生上映会支持率ランキング(スクショ付きの結果はこちら)

 →過去のニコ生上映会支持率ランキングはこちら

作品名 支持率 期数 原作 制作会社
1 カードキャプターさくら クリアカード編 95.2 3 なかよし マッドハウス
2 オーバーロードⅡ 92.9 2 Arcadia マッドハウス
3 続『刀剣乱舞-花丸-』 91.3 2? DMM.com 動画工房
4 ゆるキャン△ 91.2 1 まんがタイムきららフォワード C-Station
5 新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION 89.6 1 オリジナル OLM
6 りゅうおうのおしごと! 89.1 1 GA文庫 project No.9
7 スロウスタート 82.9 1 まんがタイムきらら A-1 Pictures
8 「だがしかし2」
「たくのみ。」
81.0 2
1
週刊少年サンデー
裏サンデー
手塚プロダクション
プロダクションアイムズ
9 宇宙よりも遠い場所 80.4 1 オリジナル マッドハウス
10 からかい上手の高木さん 79.9 1 ゲッサン シンエイ動画
11 弱虫ペダル GLORY LINE 79.0 4 週刊少年チャンピオン TMS/8PAN
12 三ツ星カラーズ 78.4 1 月刊コミック電撃大王 SILVER LINK.
13 citrus 74.7 1 コミック百合姫 パッショーネ
14 七つの大罪 戒めの復活 73.5 2 週刊少年マガジン A-1 Pictures
15 ダーリン・イン・ザ・フランキス 73.0 1 オリジナル TRIGGER × A-1 Pictures
16 コレクション 69.3 1 伊藤潤二傑作集 スタジオディーン
17 メルヘン・メドヘン 61.6 1 ダッシュエックス文庫 フッズエンタテインメント
18 ダメプリ ANIME CARAVAN 60.3 1 スマホゲーム スタジオ フラッド
19 サンリオ男子 58.4 1 メディアミックス studio ぴえろ
20 博多豚骨ラーメンズ 47.0 1 メディアワークス文庫 サテライト
21 グランクレスト戦記 45.1 1 富士見ファンタジア文庫 A-1 Pictures
22 刀使ノ巫女 37.7 1 オリジナル Studio五組
23 一人之下 羅天大醮篇 35.1 2 テンセントアニメ 上海绘界文化传播有限公司
24 バジリスク ~桜花忍法帖~ 32.4 1 講談社タイガ セブン・アークス・ピクチャーズ
25 デスマーチからはじまる異世界狂想曲 32.4 1 小説家になろう SILVER LINK. × CONNECT
26 銀の墓守りⅡ 24.6 2 テンセントアニメ 絵梦
27 ポプテピピック 15.0 1 まんがライフWIN 神風動画
28 ミイラの飼い方 14.2 1 comico エイトビット

 支持率95.2%でトップに輝いたのは『カードキャプターさくら クリアカード編』。2000年以来のアニメ化で、Twitterでは「今はいつの時代なんだよ!」といった突っ込みも散見されましたが、大きなお友達だけでなく、若者の支持も得ているようです。

 『魔法少女まどか☆マギカ』など、近年の魔法少女ものヒット作がある意味、元ネタにしていることも、受け入れられやすい要因となったのかもしれません。

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 新作トップは『ゆるキャン△』で、支持率91.2%と90%超え。キャンプが趣味の女子高生たちが主役のゆるふわ日常系。あちこちを旅するファンタジー作品のようで、日常系でありながら非日常を描いており、異世界感があります。ゲームのアトリエシリーズと雰囲気が似ていますね。女の子たちが美しい景色の中でキャンプしてキャッキャしているシーンには、癒やされるものがあります。

 きらら系は安定して良作を輩出し、『けいおん! 』『NEW GAME!』といった大ヒット作もあるのですが、単なる女の子たちの日常系ではなく、多くの視聴者にとっての未知の分野を絡めることで、学びもあるようにしていることが継続的にいろんな作品を送り出せる秘訣となっています。学習参考書にマンガが活用されるようになって久しいですが、それに近づいている気がしないでもありません。

 『ゆるキャン△』はグッズやコラボ展開もやりやすいですし、今期は同じく旅ものの佳作『宇宙よりも遠い場所』もあるので、旅行がプチブームになるかも。

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 そして今期の賛否両論枠が『ポプテピピック』。支持率15.0%と一見、地を這っているのですが、“クソアニメ”を自称しているため、逆に支持されていると言えそうな点が悩ましいところ。

 オムニバス形式のアニメで、かつAパートとBパートがほぼ声優しか違いがないという画期的なスタイル。不条理な話が続くのですが、1人で見ているだけでは正直、面白くありません。しかし、Twitterやニコ生のコメントなどでみんなで文句を言ったり、細かい部分を検証したりすることで、面白さが増す作品となっています。作品単体で完結するのではなく、ネットの反応なども含めた上での作品ということですね。

 ネタバレ禁止のストーリー重視アニメの対極となるネタバレ推奨の、挑戦的なアニメなのですが、そうしたネットの反応を取り入れにくいDVDやBlu-rayの売上はどうなるか興味深いところ。キングレコード1社提供だからこそできるスタイルでしょう。

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