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ペッパーフードサービス株主総会2021レポ｜一瀬邦夫社長「1000円以下のステーキ屋が出ているが、いきなりステーキは上質肉を武器に独自路線を行く。原点に帰る」

株主総会

　3月25日10時から行われたペッパーフードサービスの株主総会。昨年、ペッパーランチ事業は売却したため、現在はいきなり！ステーキが中心事業です

直近経営資料 2020年12月期決算説明会資料
株主総会資料 定時株主総会招集通知
前回株主総会 ペッパーフードサービス2020年第35期定時株主総会に参加、感想＆お土産など｜投資で資産寿命が伸びたらいいなブログ

　業績は減収減益。売上が半減しているのは、ペッパーランチ事業の売却も一因。来期は減収増益見込み

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　↓がいきなりステーキの2020年1月～2021年2月の月次。

　もともと厳しかったところにコロナが追い打ちをかけていて、2020年4月以降は前年売上の5割にも満たない状況が続いています

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　他の飲食チェーンは2020年4月の緊急事態宣言中以外は前年比80％ほどで乗り切っているので、いきなりステーキの厳しさが伝わってきます

　 店舗もこの1年ほどで4割ほど減らしていて、3月末には1号店（途中移転あり）の銀座四丁目店も閉店予定

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　肉マイレージが仕様変更でお得さが薄れていると話題ですが、業績を見ると仕方ないかなという感じもします。

　累計ランキングも廃止とのことですが、ランキングの変動がなくなってきていて、上位の来店も減っているなので、経営判断としては妥当なのかなと。

　ただ、いきなりステーキ公式YouTubeチャンネルを見ると、低評価率が軒並み8割を超えていて、ヘビーユーザーの怒りを感じます。

ここ一年の主な動き

2020年6月1日　「ペッパーランチ」事業を新設した株式会社JPへ移管

7月3日　店舗閉店及び希望退職者募集に関するお知らせ

7月31日　新株予約権発行で約80億円を調達すると発表

8月31日　株式会社JPの全株式を、投資ファンドJ-STAR傘下のPLHDに85億円で売却

12月11日　「肉マイレージ」制度の刷新を発表

12月24日　ステーキチェーン三国時代「いきなり！vsやっぱりvs松」激突の行方（ダイヤモンド・オンライン）

2021年2月9日　いきなりステーキキッチンカー登場へ、サーロインステーキ重・ステーキ串など販売（食品産業新聞社ニュースWEB）

議案

なし

・取締役構成

  前年株主総会から
代表取締役社長 一瀬邦夫（創業者）
代表取締役副社長 一瀬健作（管理本部長兼CFO）
専務取締役 菅野和則（営業統括本部長）
常務取締役 芦田秀満（開発本部長）
常務取締役 猿山博人（総務本部長）
取締役 佐野雄太（経理部長）
取締役 稲田将人（社外、RE-Engineering Partners社長）
取締役 山本孝之（社外、公認会計士＆税理士）

株主総会のTwitter実況

　株主総会の様子は僕のTwitter（@michsuzu）で「#いきなりステーキ株主総会」のハッシュタグをつけてツイートしていたので、ここでまとめておきます