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コロプラ株主総会2019レポ|馬場功淳社長「『コロニーな生活』でやった物産展は、スクエニ次第だが『ドラクエウォーク』でもやりたい」

 12月20日10時から行われた株式会社コロプラの株主総会。位置ゲー『コロニーな生活』をきっかけに誕生したゲーム企業で、その技術力を見込まれてスクエニと共同開発した『ドラゴンクエストウォーク(ドラクエウォーク)』が大ヒットしています。

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前回株主総会 コロプラ株主総会2018レポ|任天堂の『ドラガリアロスト』について言いたいことはいっぱいある

 業績は減収減益。来期の予想については「適正かつ合理的な数値の算出が困難」ということから非開示です。

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 アプリリリース時期別の売上を見ると、第4四半期(2019年7~9月)に『ドラクエウォーク』の売上が入っていますが、9月12日リリースからの実質半月分であることや、スクエニとの共同開発であることから、2019年9月期時点では『白猫プロジェクト』がまだ屋台骨

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 『ドラクエウォーク』は現在でもセールスランキング上位。

 リリース日の9月12日から30日までの売上が1年間続くと仮定すると、年間売上350億円ほどになる計算で、企業全体の売上が倍になる勢い。さすがにセルラン1位をほぼ堅持した9月からは衰えていますが、これからどうなるか。

 レベニューシェアだとすると、コロプラの取り分は20~35%くらい。

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 『ドラクエウォーク』の好調さに沸く中、12月12日の『白猫プロジェクト』生放送で突然発表されたのが、これまで『白猫プロジェクト』『黒猫のウィズ』を支えてきた浅井大樹プロデューサーの退任&退社。白猫黒猫は大きな転換期を迎えることとなります。

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ここ一年の主な動き

2019年3月13日 バーチャルタレント候補生オーディションを実施

6月12日 RPG『最果てのバベル』サービス開始

7月31日 『バトルガール ハイスクール』サービス終了

8月13日 『最果てのバベル』セルラン操作についての特別調査委員会調査報告書公表

9月12日 位置情報RPG『ドラゴンクエストウォーク』配信開始

12月12日 白猫黒猫シリーズの浅井大樹プロデューサーの退任&退社発表

12月12日 Nintendo Switch『Shironeko New Project』企画見直し

2020年4月~ テレビアニメ『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』放送開始

議案

(1)剰余金の処分→期末配当を1株につき17円に

(2)監査等委員を除く取締役7名選任→長谷部潤さんが退任

(3)監査等委員の取締役3名選任→全員再任

(4)取締役に対する譲渡制限付株式の付与のための報酬決定

株主総会のTwitter実況

 株主総会の様子は僕のTwitter(@michsuzu)で「#コロプラ株主総会」のハッシュタグをつけてツイートしていたので、まとめておきます

※質問者(筆者)の質問意図はこちら

※質問者の質問意図はこちらの動画で(3分15秒ごろから)